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2004/08/22 (日) みーちゃん補足
みーちゃんは余りにも突っ込みどころが多すぎて、語るにポイントを絞りきれません。
ちなみにみーちゃんが不思議ちゃんというのには、大変独り言が多いということからもきています。まぁちょっとした独り言程度なら誰しもが思わず漏らしてしまうこともありましょうが、みーちゃんの場合はそれがとても楽しげでその量が尋常ではないというか、例えて言えば、彼女の横に誰にも見えない妖精が飛んでいて、それと会話を交わしているような感じです。(ただその妖精にナビゲート機能はついていない)
多分誰かに向けられていて、多分我々がしかと彼女を受け止めなければならぬのでしょうが、あのマシュマロのような甘ったるいお声ですっごく細かく放たれるそれにいちいち反応返してたら過労死します。
そんなみーちゃんは相変わらず雑誌の抜き漏れをやって下さいます。
ていうか、まだ雑誌出し終わってなくて、書籍の検品も終わってないから文芸の新刊も出てねぇっつうのに、朝っぱらからあの意味もない在庫を探してウロウロするのやめて下さい。まだ付録組みもいっぱいあるっつうの。
「すいませんけど、雑誌の付録組みの方やってください」というわたしの声は、地の底に響くほどの超重低音でした。
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2004/08/20 (金) みーちゃん
こちらに入社して二ヶ月ほどが経ちまして、まぁそろそろわたくしの性の悪さもバレつつあるわけですが、仕事にも慣れ(慣れるもへったくれもありませんが)以前のハム太郎でちゅう男のようなアホウもいなく、何とか平穏無事に過ごしておるわけです。…とか言いたかったわけですが、やはりそうは問屋が卸してくださいませんでした。
今現在、我々は『みーちゃん』と呼ばれる素敵なレディに悩まされる日々を過ごしています。
みーちゃんは奇しくも、ハム太郎でちゅう男と、前の店の店長と、ついでにわたくしの蒲郡の競艇友達と姓が一緒。そんなに珍しいという姓でもないのですが、かと言って佐藤山田クラスのように石を投げたら当たる(佐藤さん山田さんごめんなさい)という程でもなく、それがこうも重なると何かこう抗いがたい運命のようなものを感じずにはいられません。あんまり感じたくないわけですが、半分当たりで半分ハズレという感じですかどうですか。
みーちゃんはわたくしと同時に入社した女性で、まぁひとことで言えば40代の乙女系不思議ちゃん。わたくしは『~ですの?』『かしら』『うふふ』などと、そんなもん昼ドラのうそ臭いお嬢様しか口にしねぇよ、というような言葉を本当に口にする人間を初めて目の当たりにしました。
とは言っても口調がどうであれ仕事に支障がなければ全然構わないわけなのですが、これがまぁ期待にそこまで添えんでもというぐらいにすんごい代物。
まず初日、自己紹介の時から余りにも長いこと、あの素敵なおっとりとしたお声で自己アピールをなさいまして、初っ端から周囲を軽く引かせておりました。わたしは話半分に聞いていたのですが、多分自分は仕事がおできになるというようなことを長々とアッピールなさっていたようです。
それでもさすがに書店勤めの経験のないみーちゃんに、周囲は多少引っかかりを感じつつも、まぁ半分ぐらいは優しい目半分ぐらいは生暖かい目で見ておりました。
しかし二ヶ月も経てばいい加減仕事も覚えて多少は使えるようになるものだろうに、みーちゃんは一向に仕事を覚えてくださいません。更にだというのに、みーちゃんは妙な自信に満ち溢れていらっしゃるようで、わからない事を中々我々に聞こうとはしないで事態をこじらすという事を繰り返して下さるのです。
まず、みーちゃんは本の事がそんなに好きなわけでもなく興味があるわけでもないらしく(何でこんなの採ったんだ…)、何とゆーのか本の種類自体がよく理解できないという風で、朝雑誌出しをした後にみーちゃんのやったところをチェックすると、必ず先月号の抜き漏れが見つかるのです。しかもバーンと目の前にあるとゆーのに。たまにぐらいでしたら、それは所詮人間の我々もやらかすわけなのですが(そしてショタレになる)、ほとんど10割というのではそれはイチローより宇宙人風味です。
みーちゃんのやった後はチェックせねばなりませんので、ただでさえ朝忙しいというのに余計な仕事がひとつ増えてます。
そして前担当が抜けていなくなったからと言って、みーちゃんによりにもよって文芸を任せるこの店もどうかと思うのですが、まぁそれでも最初は慣れなくてもやっているうちに憶えてゆくよね、と思った気持ちもわからないでもなくもなくもなくもなく。
ところが、そんな儚い期待を余所にみーちゃんは別の方向に仕事を覚えてしまったようで、みーちゃんは仕事の大半を売り上げのスリップを片手にウロウロとすることに費やしはじめたのでした。ウロウロと何をしているかと思えば、売れた本の在庫を検索で調べて、実際の在庫と数が合っているかということを延々と調べるだけ
しかも『世界の中心で愛をさけぶ』の在庫が1冊合わなくて、店の中を延々とウロウロと探し続けてあったところが客注棚になかなか取りに来ないお客様のお取り置き。で、それを頭にいれておけばいい話だろうに、毎日のように売れてゆくセカチューのおんなじところで何故か引っかかるみーちゃん。次の日もセカチューの在庫が1冊足らないわとウロウロとしては悩んでいらっしゃるみーちゃん。
思い悩んだあげく、みーちゃんはそのお客さんに電話をかけました。
なかなか取りにいらっしゃらないお客さんに再度お電話をかけさせていただくことは確かにあるのですが、かといって電話口で、

『そのように在庫を一生懸命探しているので、お客様が早く引き取って下さらないとわたし困るんです』

なんてことを電話でお客様に向かって喋るバカがどこの世界にいるのかと。

これが全く差しさわりで、みーちゃんは毎日のように色んなことをやらかしてくださいます。ので以下次号。(文字数足りなくなりました)
2004/11/07 (日) おみやげ思い出話そのいち
全くどうでもいい思い出話なのですが、先日まで働いていたお店は、古本屋より古本屋という素晴らしい書店でした。
開店して約2年目なのですが、とにかく本の痛みが激しい。古本屋でももっとキレイな本売ってるだろうがというぐらいに、とにかく本が汚い。
その原因は、まず書店用に建てられた建物ではなく、売りに出された既存の建物を買い取ってそのまま何も考えずに使用しているため、激しく日光が入るせいでありました。ちなみにブラインドなどといった気の利いたものもございません。そんな感じで日光がばんばん当たる上に、蛍光灯も何も考えず女優に当てる照明かよというぐらいに明るいものを使っているせいか、ほんの数ヶ月でコミックの端がまぁ茶色に見事に染め上がる染め上がる。
そして何よりの原因というのが、この店がコミックにカバーをかけていないということ。一応新刊には軽く巻くだけのビニールをつけていたのですが、当然そんなものはすぽんすぽんと抜かれまくりの読まれまくりで、店員も注意しないから、昼日中からお暇なサラリーマンから金のない女子中学生集団までが、立ち読み(というかもう座ってました)だらけで立錐の間もないといった状態。
あらゆる本には立ち読み客の汗と脂が染み込んで、売り場には何故かツーンと酸っぱい臭いが漂うといったていたらく。まともに買えるのはその日入った新刊ぐらい。
おまけに激しく日焼けする上に、そんな本など誰も買っていかないため回転するわけがなく、本は開く一方痛む一方色あせる一方という悪循環、いわば無料の漫画喫茶。あのほとんど背表紙が真っ白で中身が茶色くて破けてすらいるシティーハンター新書版は、立ち読み専門コミックですよね?
そんな状態なので、わたしがブーブー言ってようやく袋がけするようになったら、お客が全くいなくなりました(素敵に誇張なし)立ち読みできなきゃ品揃えが悪い上に、単なる汚いコミックを置いてあるだけのお店でしかないからです。ちなみに影響範囲に複合型大型書店あり。

どうやら真剣に立ち読み専門店だと思われていたらしく、以前電話でお客さまにこうきかれたことがありました。

「そちら特有のシステムで、攻略本を立ち読みできるんですよね?」

特有のシステムです。立ち読み専門店です。古本屋より古本屋です。(お値段は据え置きで!)
2004/11/02 (火) さすらい書店員
というわけで、今の店やめました。
上のお方々がいきなり新体制だかにすると言い出したのですが、それが基本8時間に加え、3~4日に一回は通し(朝から晩まで11時間労働、拘束時間は13時間)があるという素敵なもの。
ていうか、ただでさえ従業員の人数が多くて、無駄に人が多いよね人余ってるの?とあちらこちらから言われていたような店なのに、更に長時間勤務の人間を増やして挙句に通しありときたもので、全くもってその通しを入れる意味が分かりません。
前の店は、店長とわたししか店を開け閉めしてお金を扱える人間がいなかったので、通しがあるのも納得できたのですが(それでも精々一週間に一回)何でこんな佃煮にして売るぐらい店員がいるというのに、そんなアホなペースで通しをせねばならんのかと。
早番遅番でいいじゃないですかとほぼ全員が反対しても、店長は「朝から閉店まで見ないと本のことは分からない」とかワケの分からない答えで返すばかりで、まさにお話にならない状態。
そもそもこの店は全くの別業種会社が、まるで道楽(というか激しく税金対策くさい)で書店を始めたようなものでして、開店してもうすぐ2年経とうというのにいまだ素人に毛が生えたような状態。店長も通常業務はそちらがメインで、ほとんど店にいることがないというていたらく。現場を知らないので、ろくな働きをしていない店員に対してもとんちんかんな擁護をしては、他の店員から更に顰蹙を買うというデフレスパイラル。
その店長は2日ほど同系列の書店に研修に行って、中途半端に影響を受けて帰ってきたもようです。
ちなみに一日の売り上げが30万程度の店舗で通しありの従業員が8名(本のことに集中するためにとレジなし)で、他にレジ要員を昼夜それぞれ4名ずつ。レジ入んなくて11時間もすることなんてないんですけど。
…書店というのは薄利多売なので、大抵の書店は人員削減の傾向に走りつつあるわけですが、この売り上げでこの人数。ぬっちゃけありえません。
まぁこの店はヤバイ、と思えるところが他にも色々色々ありますもので、これから寒くなる季節ではありますがやめさせて頂きました。
灯油はもう入れましたのでとりあえず凍死はしないです。

さようなら、古本屋より古本書店(お値段はそのままで!)
2003/07/15 再びバイト君よ
引き続きバイト君話なのですが、このバイト君は大学の美術系の学部に通っておりまして、そして漫研部長というこれまた素敵な環境。
しかも俺が引っ張っていくぜ、という部長タイプではなく、どう好意的に解釈しても、お前がやれよで押し付けられた貧乏くじタイプの部長。
先日も飲み会で幹事をやらされたところが、結局3千円足りなくてしょうがないので自腹を切ったなどという押しの弱さを聞くにつけ、本当に彼の将来があらゆる意味で心配で仕方ありません。

彼は自分が描いてるものの話だの漫研がやっている会誌だの何だのを、店長に日常的に話しておりました。そんな状況で、店長が彼の描いているものに興味を抱くのは当然です。店長は一度描いたもの見せて~と、
かねてよりバイト君に懇願しておりました。
で、今日何故だかバイト時間のだいぶ前にわざわざ見せに彼はやって
まいりまして。『これなんですよー』と一枚の絵を差し出しました。

人様が真剣に描いたものに対して突っ込むのは、正直自分どうよ、と思わなくも御座いません。しかし、しかしです。

そこにはどこか見覚えのある金髪のお子様と、何やら本を手にした
少年の姿が…。

 

ガッシュかよ!

 

店長もわたくしも、美術系で漫研で将来は漫画家のアシスタントをしたいと抜かしているぐらいですから、下手上手いはともかく、情熱が暴走するほどに迸った、むれむれとむせ返るようなオリジナルの作品が見られるものだと思い込んでおりました。
しかし結果はガッシュ。しかも店長は最初それがわからず、わたくしに救いを求める視線を向けて参りました。更に作品を向けてきます。
感想を言えということでしょうか。そこで咄嗟に出たわたしの感想。
 

『ガッシュですね』


実はちっとも感想ではないという話はさておき、大学生の選ぶ素材がガッシュというのは正直どうなのか。しかもそのA4サイズの紙に書かれたそのガッシュ、口はばったくも申し上げるならば、わたくしは中学の学校祭を思い出しました。更にべったりアニメ塗り。
すいません、ホラは吹けてもウソはつけない性質なもので、社交辞令のひとつも言ってあげられませんでした…。
 
ポップに使って下さいと言われたらどうしようかと思った…。
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