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知恵の輪シリーズ・耳をすませば2002/09/10
昨日、わたしが夕方からレジに入っていた時のことでした。
レジ前に置いてある知恵の輪の見本を、黒海をゆらゆらと漂う木片のごとくに暗い目をした男子校生が、ただひたすらに黙々といじっておりました。
まぁ、少年にも色々と人には明かせぬ青臭い悩みでもあるのじゃろうと、ウチの店ではそうたいした珍しい人種でもないので、わたしは特に気にも留めず普通にレジを打ったり、他のお客さんを受けたりなどしておりました。そうしているうちに彼の姿も見えなくなり、後はそのまま彼のことなどすっかりと忘れ去ってしまいました。

そしてやってきたお客様は、お子様を連れたお母様。
お子様の中には時々、手に持った商品を『レジ打ちするから』とご両親がお取り上げなどなさいますと、ひじょうに激しく荒々しく情熱の嵐が吹き荒れるままに泣き喚かれるお子様がいらっしゃいます。これはひじょうに多いです。金を出すまでその商品は決してお前のものじゃないぞお子様。
そして、そのお子様があげたものは、泣き声というより金切り声。
今やってるゲームの敵(※多分ワイルドアームズかと思われ)が『金切り声』という特殊攻撃をしてきて、くらうと混乱するわけなのですが、そりゃああんな声きいたら混乱もするよな、とかどうでもいいことが走馬灯のように浮かびました。
そんな金切り声を近くであげられ、一瞬耳が壊れるかと思いましたよ。しかも2連発。相当効きました。
しかし、わたしもああ耳にくるわーと思いつつも、まぁお子様のすることだし、しょうがないよね、あはは(心入ってません)とか気を取り直したところ、そこにはまた知恵の輪をガチャガチャといじっている彼氏の姿が…。

しかも、彼はお子様にひどく暗く剣呑なじっとりとした視線を低空飛行で向けながら、何事かをぶつぶつと呟いておりました。
果たして何を言っているのやら、とわたしが耳を澄ませて聞いてみたところ、

『…絞め殺したい…絞め殺したい……』

と、彼は知恵の輪をガチャガチャ、ガチャガチャといじりながら、ずっと呟き続けていたのでした。
しかもその親子連れがレジを離れたあと、その後ろをついてゆく彼に心底恐怖を覚えたものです。一瞬どうしよう通報したほうがよいだろうかと思ったぐらいに、マジでシャレにもなりゃあしないブツでございました。

無事だといいなぁ(ああホントに笑い話にもなりゃしない)
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